コンペ?! 何それおいしいの?? 1から始めるピアノのコンクール 入門編

音楽の世界に縁遠いママが娘の為に挑んだピアノのコンクール奮闘記! 初めてのコンペ参戦から先生への対応、その他諸々同じく迷う方々の参考になればと思い、ここに綴ります。

コンペ素人がぶつかる壁

コンクールに出る意義とやらはあるのかい

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我が子、ピアニストを目指した事は一度もありません。

音大に行きたいと言われた事もないし、留学をしたいと言われた事もありません。

 

「ピアノでお仕事をしていきたいとは思わないの? 」

と過去何回も聞いた事があるのですが、

「多分、出来ないと思うし、あんまりやりたいと思わない」

と言う否定的な意見しか頂けませんでした・苦笑。

 

「じゃぁなんでこの子はコンクールなんて受けるんだろう? 」

 

勿論、コンクールは音大を目指したりピアニストを目指す人だけのものではないので、娘みたいな子が受けても何ら差し支えはありません。

でもせっかくなので、ピアニストや音大を目指さない子が受けるコンクール意義について少し考えてみようと思いました。

 

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コンクールを受けるメリット・デメリット

 

コンクールはドレスアップをして、可愛くオシャレした自分がきらきらと演奏する時間です。

可愛いドレスを着れるチャンスだし、一人(又は二人)きりで演奏するので舞台度胸もつきますね。

 

しかも、

「わたし、コンクールに出るの☆ 」

なーんて言えば、

「おぉ!! 凄いねぇ」

なんて驚いてくれる人は周りに沢山居ることでしょう。

 

 

確かにそれらの事はコンクールに参加する意義に成り得るでしょう。

でも・・・。

 

 

 

それだけ??

 

 

多分それだけで良いのなら、ドレスを着ることも舞台度胸をつけることも、全て「発表会」で賄えます。

「発表会」で一つずつ成果を積み重ねていけば、何もコンクールに出る為に課題曲を一生懸命練習し、先生に謝礼を払ってまでやる必要はないのかもしれません。

 

 

そう。

コンクールにトライすると言う事は、お母さんお父さんの労力とお金、そして先生の労力が物凄くかかるという事なのです。

 

コンクールに参加する費用は決して安いものではありません。

コンクールによって違いますが、どこでも大概五千円~一万円はします。

 

更にご指導下さる先生への謝礼、菓子折り、そして当日着る為の衣装代、現地までの交通費、発表まで時間が空けばその時間潰し。。。。

数え上げればキリがありません。

 

音大を目指すわけでもピアニストになりたいわけでもないとしたら、そのお金は、将来のどこかの岐路で「趣味」にするものの為にかけることになる。

世知辛い話ですが、ぶっちゃけ私には凄いデメリットです。

 

 

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それでもコンクールを受けたいと思う理由

結局それでもコンクールに出たいと言う娘の意思を尊重するのは、

「何かについて一心不乱に考えてジタバタとする経験」

というものが、重要なキーワードになるからだと思うのです。

 

ただの黒い丸から棒が生えているだけの音符です。

それを穴が開くほどに見つめ、どんな音色なのかと想像する。

作者に思いを馳せ、自分の指の拙さに焦れ、怒り、時には泣いて喚きながら、1つのものを創り上げようともがいていく。

そういう過程を、審査員の先生は舞台に立った瞬間から感じ取ります。

 

 

何も知らない素人の私には到底計り知れないのですが、講評を見ると、出来なくてわからなくてじたばたとあがいた部分を、

「この部分、随分考えましたね」

と書いてくれたり、ここだけは何とか自分らしい表現にしたいと四苦八苦した箇所を、

「よく考えられています」

と書いてくれたりするのです。

 

 

舞台での音の1つ1つは、素人の私からは単なる「音」でしかありません。

先生に言われた通りに出来ないとハラハラしますし、音を外したり濁ったりすると冷水を浴びたような背筋が凍る想いがします。

 

けれどそれ以上に、審査員の先生は「わかって」いるのです。

その子の四苦八苦、じたばたともがき苦しんだ様を。

 

順位はつけなくてはいけないので、トロフィーや賞状はその努力に報いてはくれないかもしれないけれど、審査員の先生の講評にはその今までの努力に対するコメントが書かれる。

発表会との違いはそこにあるんじゃないかなと私は思います。

 

発表会はとりあえず「弾ければ」終わりと言う部分が多い。

楽譜に穴があくまで見つめたり、作曲家の時代背景や生涯に思いを馳せる時間も密度もあまりない。

けれど、コンクールへトライすると言う事は、否応ナシに真剣に考える事を強いられる。

 

そんな1つ1つの経験は、我が子の人生において大きなプラスになるのではないかなと思うのです。

 

 

 

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